明治維新 Meiji Restoration 2004 1 3

 明治という時代は、混乱期でした。
しかし、誰も、暗くなることはなく、希望がありました。
古い価値観が崩れて、新しい価値観が出てくる。
そういう希望がありましたので、
社会は混乱していましたが、誰もが、夢を持っていました。
 現代も、明治維新と同じような時代が来ているのです。
しかし、そこにあるものは何か。
享楽的に生きる者多く、
また、無気力に生きる者も多い。
 これでは、明治時代の人たちの方が、立派であった。
眠っていてはいけない。
 民主主義において、
政府とは、与えられるものではなく、国民が作っていくものである。
今の日本は、まだ、民主主義が完成していない。

自由民権運動 demand for democratic rights 2003 8 27

「板垣死すとも自由は死せず。」
日本において、自由民権運動の指導者、板垣退助の言葉です。
 テレビ番組解説欄によると、こうあります。
歴史に残る名言を発した1882年4月6日に焦点を当てる。
 官僚主導の政治を推し進める政府に対して、
板垣退助は、民衆が議員を選んで、国を運営する議会制の導入を訴えた。
 しかし、政府は、板垣退助の活動を警戒して、
次々と、言論弾圧の条例を制定した。
歴史に残る名言が発せられたのは、そういう状況だった。
 さて、今の日本。
板垣退助の決死の努力にもかかわらず、今の日本は、官僚主導の政治になってしまった。
 自由を獲得するのは、困難で、
 自由を維持するのも、困難である。
 自由の価値を忘れるのも、早い。
 しかし、自由の指導者は死すとも、自由の歴史は残る。

























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